【本の感想20191204・13/100】あげちゃっておいてきぼり

この本に収録されている三つの短編集の中から
いちばん大好きなのが
最後に掲載されている
『箱根ターンパイクおいてきぼり』です。

10代20代前半に読んで
30代後半40代になっても
ふと思い出すことがある小説です。

なぜか。

大きなバイクが出てきます。
箱根が出てきます。
ターンパイクと言う場所が出てきます。
そして、置いてきぼり、なのです。

片岡義男さんの小説の魅力のひとつは
登場人物たちが
常識にとらわれずに
自由に生きているところです。

何に対しても変なこだわりはなく
サバサバとしています。
もうちょっと
執着した方がいいんじゃないか
と思うくらいさばさばしてます。

その象徴が『箱根ターンパイクおいてきぼり』と
わたしは位置づけています。

だって
ふつう
誕生日祝いだからって
ハーレーあげちゃう?

『ハロー・グッバイ』
片岡義男・著
集英社文庫コバルトシリーズ

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