
真鶴という場所に、主人公の女性は何度か行きます。
海沿いの街で
東海道線で小田原よりも名古屋寄りです。
わたしは遠いなあという印象があるので
行ったことがありません。
経路を調べたら、
2時間以上かかることが判明しました。
なぜ真鶴なのか。
という明確な説明は、出てきません。
「真鶴」という漢字の字面。
「まなづる」という言葉の響き。
美しいです。
ちょっとこれから行こうか、という
気軽さがないからこその、
真鶴なのかなと思います。
真鶴という文字を見ていると、思います。
ここに行かないと本当の鶴はいないのか、
真実の鶴を探して
主人公の女性の夫は
真鶴に行ったのか、と。