【本の感想】事実をおり混ぜればそりゃあリアルなお話

佐藤多佳子さん Twitter @taka19621116
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やっぱ、佐藤多佳子の小説はいいわあ~! って再確認。
『しゃべれどもしゃべれども』 は文庫を読んだし、映画も観た。
この方の言葉の使い方とか、素材の選び方とか、すごいなあって思ってた。

で、2020年の8月になって、また佐藤多佳子を読む。

挫折した大学休学の男子のコンビニバイトの日々を淡々と綴った……だけじゃなかった。
彼はハガキ職人だったのだ!
リスナー!
ラジオ番組!!

ラジオかあ!
ラジオです。


小説というフィクションの中に登場するラジオ番組や、芸人さんの名前は、実在するものです。
この時点で、小説でありながら、物語の登場人物たちはリアルな立体となって、読んでるこちらに向かってくるわけ。

佐藤多佳子さんの小説が上手いなあと思うのは、こういうところ。
リアリティがある。
でもって、細かい部分がきちんと描かれている。
この『明るい夜に出かけて』では、主人公のハガキ職人としてのラジオ番組への想いと、好きなラジオ番組が継続するか終了するかの瀬戸際の表現。

夜中のラジオは聴かないので、ハガキ職人の想いがどれほどのものかはかりしれない。
けど、情熱と「すんごい好き」って気持ちはびんびん伝わってくる。
きます。
きました。


ラジオ番組にメール送って読まれたこともあるし、番組ステッカー2枚ももらったことあるし、以前の筆名(岳谷鈴女)では、ラジオ番組レギュラーパーソナリティーの経験もある。
ラジオの力は、知ってる。

パーソナリティーとリスナーの距離は近い。

ってところがすごおおおおおおおくわかる小説でした!


ラジオを思い出した。
ラジオパーソナリティーはまたやりたいし、ラジオネタ(ちょーいろいろある)の小説は書きたい。
TwitterでもYouTubeでも、FACEBOOKでも、ラジオはできる。
なんて便利な世の中なんだ。







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