
タイトルを見て
これはエッセイだろうと思って買いました。
読みました。
小説です。
短編小説集です。
豆大福と珈琲が
どうつながってがってくるのか。
読んでのお楽しみ。
片岡義男さんの
小説のタイトルのつけ方が、大好きです。
一見関係が薄いと思われる二つが
小説の中では実にうまく結びついているのです。
そこを真似したくて
20代の私は「○○に○○」という
タイトルをいっぱい書きました。
「に」という助詞が意味の遠い二つの言葉を
うまくつなげてくれたのです。
「と」や「の」でつなげることができるのは
片岡義男さんの魅力です。
戸籍にもこだわらない登場人物も
魅力の一つです。
精神的にも経済的にもちゃんと自立して
一人の人間として生きているからです 。
“【本の感想20191204・14/100】午後は静かにコーヒーを飲む” への1件の返信